● 八幡宮に鳩の多いわけ(添上郡大安寺村)
 九州の宇佐八幡から行教和尚が、八幡神を勧請して帰る途中、白い鳩が道案内についてきた。僧行教は、「これは大安寺八幡宮を守るためにきてくれたのだ」と、大事にこの鳩を飼った。男山の八幡宮へおうつりになる時も、鳩が道案内をしたという。(中尾新緑)
● 八幡宮の鳩 (添上郡大安寺村)
 神功皇后の三韓征伐には、大安寺から出発された。その時、応神天皇がお生まれになったが、しかたがないから、大安寺の佐保川の西を流れるコモ川の堤にコモを包んで置いておかれた。コモ川という名も、それから出た。それを鳩が来て養育した。八幡宮に鳩がたくさん飼われるのは、その縁故だという。(中尾新緑)
● 鳩の門 (添上郡大安寺村)
 大安寺の八幡宮の一の鳥居を北へ出ると、県道と合する道の角に、鳩の門というのがあった。大安寺の僧行教和尚が、宇佐から八幡神を勧請して帰る途中、大和の西の京で休んだ。今の休岡八幡の地である。その時、「これからどちらへ行くか。」と尋ねられたので、「大安寺へ行く。」と答えたら、白い鳩が出てきて道案内をした。そしてここの門にとまった。これから、鳩の門というようになった。 
  (中尾新緑)
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