御霊神社 佐名伝 さなて 

ご祭神 井上内親王
鎮座地 奈良県吉野郡大淀町佐名伝
Google マップ(to:佐名伝/御霊神社)
御霊本紀に嘉禎四年(1238)閏二月、吉原・牧野の争論のため、御霊の神霊を十ヵ所に分祀したとあり本社もその一つとされる。五條市を中心に御霊社は現在二〇社に及ぶが当社はその東限である。
 佐名伝は宝暦(1751〜64)ごろ東西に分離したが氏神も東西にまつられ、西宮は今の天理教附近に鎮座した。

 明治二十四年四月奉納の狛犬から五間に二間の割拝殿を過ぎると、玉垣と白壁に囲まれて右に本殿左に仮殿がある。
本殿は極彩色入母屋造り桧皮葺で、正面に美しい色彩彫刻を施した向拝をつけ、左右とも妻には庇があり、千木鰹木を配されてある。
仮殿は流造極彩色で桧皮葺にトタンを覆い、もと西宮の本殿だった。本殿修理などの際に御神体を一時おうつしするために大切に保存されてあるのだという。例祭は十月二十三日。

古くから九月朔日や中秋名月には籠殿に夜籠して五穀豊饒記念の数珠くりを行った。
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