白山長瀧神社


白山長瀧神社
はくさんながたき
長瀧さん
ご祭神 伊弊諾神
彦火々出見尊
菊理媛神
天忍穂年尊(天忍穂耳尊)
伊弊再神
大巳貴尊
 
鎮座地 岐阜県郡上市白鳥町長滝

※アクセス東海北陸自動車道 白鳥ICより車で10分、長良川鉄道 白山長滝駅下車すぐ。
Google マップ(to:白山長瀧神社)

 白山長瀧神社の参道入り口。向かって右手に長良川鉄道が走っている。白山長滝駅前の参道入り口には「天台宗 白山長瀧寺」「表本宮 白山神社」と記された石柱が建っている。
 加賀の白山比咩神社発行の『白山比咩神社略史』にある、日本全国に散在する白山神社の分布別一覧表によると、大正二年調・内務省神社局神社明細帳によるとして、全国に散在する白山神社の数は総数で 2,716社とあり、最も多いのが岐阜県の525社。次に多いのが福井県の421社。福井県は白山を開いた泰澄大師が誕生した土地である。
 境内はとても広い。拝殿へ続く石段の横を同じように水が段々と流れ降りて行く。まるで水の階段のやう。流れる水に気持ちも清々しくなる。

由緒 ここ長滝は、霊峰白山を御神体山と仰ぐ白山の南正面道の登拝口に当たる、表日本における白山信仰の拠点であります。古くから土民の祀る一社がありましたが、養老元年(西紀717)泰澄大師が白山に登拝してから後は修験道場として栄え、白山妙理大権現を祀る一大霊場となりました。又此の土地は、奈良の都の鬼門に方ることから、元正天皇は帝都鬼門守護の勅願所に定められ、飛洲高山市付近に至る迄、一万三千石の神領を拝受し、六谷六院三百六十坊を置て隆盛を誇り、全国から参集する人々によって濃飛一帯の文化の中心をなしていました。
 明治の神仏分離に令によって、白山神社・天台宗長滝寺・阿名院等に分け、其後明治三十二年の大火によって古の面影を失いましたが、それでも尚今日同一境内に神仏習合の旧観を保ち、神仏習合の行事と幾多の文化財を今に伝えて珍重な存在となっております。

主な祭典
1月1日 元朝祭、1月6日 六日祭(例大祭)花ばい祭・延年舞、2月17日 祈年祭、
      5月5日 神幸祭(でででん祭)、11月23日 新嘗祭(甘酒祭)
      6月30日、12月31日 大祓祭(追難)
〜『白山表本宮 長瀧さん』のパンフレットより〜
本殿 拝殿に向かって左側にある「長滝寺」
 白山長滝神社は、もともと長滝寺と一体であったのを、明治の神仏分離政策で分けられたものだが、ここは美濃馬場として、白山禅頂に向かって出発する地点であり、この辺りに住む人達にとっては、切っても切れない同じ白山廟なのだ。
 お宮さんから徒歩3分程のところにある「若宮修古館」には、修験者の持つ入峰斧と手鉾が重要文化財として展示されている。若宮修古館のある「若宮家」は、白山長瀧神社の社家で、およそ千二百五十年前から代々神主として奉仕されている。敷地には、天明五年の建築になる母屋や、明治末期の建物で、谷崎潤一郎の「細雪」の舞台となった『燗柯亭』がある。
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