岩神神社

鎮座地 奈良県五條市湯谷市塚町

ご祭神 井上内親王

     早良親王
     他戸親王
 旧式外村社。湯谷市塚集落東北1km、常緑樹の茂みの中の大岩壁に鎮座する。
 神殿はなく、南面する大岩が神霊の依代(磐坐)で、古代祭祀の様式がそのまま残されている。元村社として崇められてきたが、約70年以前に市塚の天照神社に遷座されたというが今なお、この地方の人々の守護神として崇敬されている。
 岩神神社に向って左に鎮座の境内社。天照皇大神宮は素木春日造で屋根はトタン葺。
中央の照明皇后は社殿がなく、細い木に照明皇后の文字が見え、他の末社と同じようにロウソク立てと榊が添えられて祀られているが、その名前の掛かっている細い「木」が御神木なのだろうか。また、その右隣の牛頭天皇社にも社殿がなく、小形の岩を御神体としている。
一番左側の稲荷社は、素木春日造トタン葺。
左側に照明皇后と、牛頭天王社
五社稲荷大明神
天照皇大神宮、恵比須大明神、 八大龍王
 毎年十月九日に祭典が行われ御供まきがある。宮座は氏子全員交代で営む。
「明細帳」に「御霊神社 坪数二十八坪官有地第一種。例祭九月九日、石燈籠一個 木燈籠一対 石花立一対氏子十一戸。戎神社湯谷市塚小字寺ノ上(無格社)祭神事代主命社殿一尺三寸、境内坪数五四坪。八阪神社(牛頭天王社か)は、大塚谷字天王(祭神素戔鳴命)式外雑社 社殿無之境内坪数一七三坪民有地第一種 信徒十一人 木燈籠一、石燈籠一対」とある。
 この二社を小字寺ノ上と天王から約70年前本社に遷座、さらに村内に祀ってあった稲荷社もこの地に遷座したとの古老の言である。
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