宮前霹靂神社
みやさきかんとけ

鎮座地 五條市西久留野町 産屋峯

ご祭神 雷神(井上内親王の御子神)

Google マップ(to:宮前霹靂神社)

 金剛山東山麓の産屋峯頂上に鎮座の森を式内宮前霹靂神社にあてられている。
祭神は『大和志』には雷神と称すとある。
 本来、ここの祭神は自然神としての雷神であったとみられるが、後世この地方を一円を風靡した御霊信仰から、井上内親王の御子を雷神にあて、当社地付近を内親王産屋峯との伝説をも産むことになったのではないか。
 長禄二年(1458)の霊安寺町御霊神社の「霊安寺御霊大明神略縁起」に「雷神ハ井上ノ皇后、宝亀三年(772)六月二十三日ニ、宇智ノ郡ヘ御流サレアリシトキ、御懐妊アリシカバ、宇智ノ郡ニテ御座アリキ。ソノ在所ハ大岡、内ニ小山アリ。ソノ山ノ峯ニテ御座アリキ。ソレヨリノチソノ所ヲ産屋ガ峯ト云ナリ」とある。明治の「明細帳」などでは、祭神霹靂大神と届けている。安産の神として信仰を集める。
本社殿は春日造一間社桧皮葺。
脇社殿は春日神社。流造の小社殿。
境内社は、桜木神社で春日造の小社殿。

 例祭日は、十月二十三日。
 例祭日に「ショウガ酒」を神前に供え、
直会で飲む。また、渡御がおわると御山村の火雷神社へのろしの合図をあげ、この合図をみて、火雷神社の渡御が行われたという。
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