吉香神社
きっこう

ご祭神 岩国藩主吉川氏歴代の神霊

鎮座地 山口県岩国市横山二丁目
       (吉香公園内)


Google マップ(to:吉香神社)

鳥居をくぐり、神門、拝殿へ一直線に。
 鎮座地は、錦帯橋の側の吉香公園内。
岩国歴代藩主、吉川氏歴代の神霊を祀る。
 季節の花が咲く美しい吉香公園の中にあって、憩いの場となっている。

国指定重要文化財

     本殿
吉香神社 拝殿及び幣殿 三棟
     神門
     鳥居     一基
     付 棟札   二枚

指定年月日 平成十六年十二月十日
所有者   宗教法人 吉香神社

 吉香神社は岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る神社で、現社殿は、享保十三年(一七二八)横山の白山神社内に造営され、明治十八年(一八八六)に旧城跡の現在地に移築されたものです。鳥居、神門、拝殿及び幣殿、本殿が南から北に一直線に並んだ構成となっています。
 神門は小型の四御門で冠木中央に吉川家家紋があり、拝殿は、入母屋造妻入りで背面に幣殿は張り出し、本殿は、三間社流造りで正面に軒唐破風、千鳥破風が付されています。
 いずれも軸部から小屋組まで当初形式をよく保持しており、充実した細部を備えた丁寧なつくりとなっています。特に本殿と拝殿および幣殿は独特な形式で複雑な架構と屋根形式を巧みにまとめていて、独自性が認められます。
 全国的にも数少ない祖霊を祀る神社建築で、全体に岩国藩大工の質の高い技術が窺え、地方における江戸中期の優品として、高い価値が認められます。

     岩国市教育委員会

境内の案内板より

戦士のような狛犬。土台の見た目のせいか、風貌が猛々しい。


拝殿
 本殿に拝殿、及び幣殿などが、建立当時のまま残されているのは珍しい。

褒忠社
ほうちゅうしゃ
 吉香神社の末社で、吉川広家が初代岩国藩主が寺谷(紅葉谷)にある竜門寺境内に節臣廟<せつしんびょう>を建て吉川家の死節の臣をまつり回向所としていたが廃藩後これを神社に改めたのが褒忠社である。なお、神前の石碑は節臣廟時代のもので、一八六五年に藩の参政山田青門が選んだものである。

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