高野山 御社(山王院本殿三社)
      みやしろ

鎮座地 和歌山県伊都郡高野町高野山
     


御祭神 丹生明神
    高野明神
    十二王子百二十伴神


「山王院」と呼ばれる拝殿

 高野山の壇上伽藍(金堂や根本大塔のあるところ)の西端に鎮座する。
 御社の創祀は、弘法大師が高野山を開創された際に高野山の真言密教の守り神として、丹生明神、高野明神を勧請されたことにはじまる。
 高野山上にまず神を祀り、その守護により高野山の大伽藍を建立、神仏融合のはじまりとなった。

 御社は、向かって右から丹生都比売明神(一の宮)、中央の高野明神(二の宮)、左にその眷属である十二王子百二十伴神を祀る総社となっている。
 丹生・高野明神社は春日造檜皮葺社殿、総社は三間社流造檜皮葺社殿で極彩色が施されている。国の重要文化財。

『御社と山王院』
 壇上の西端にあり、三社が並列する。右から丹生明神、高野明神、十二王子百二十伴神をまつる。弘法大師は高野山開創にあたり、仏教の所尊と日本在来の神祇との融和に意を用いられ、高野山の地主神として丹生明神と高野明神(狩場明神)を勧請された。その本社は山麓天野にある。大師以後今日に至るまで山内の住侶はこの両明神を厚く尊崇してきた。
 文禄3年(1594)再建。御社の前の拝殿を山王院という。ここで毎年きまった日に竪精や月並問講などの儀式を行う。山内住侶の重要な宗教的行事である。
〜案内板より〜



壇上伽藍の根本大塔
 御社は二十一年ごとに社殿屋根替と修理が奉修される。最近では、平成十六年に「御社屋根葺替(正遷宮)」が挙行され、その一連の行事は、高野山の代表者らと丹生都比売神社の神職が出席し執行された。
BACK