大神神社のホームページへ
大神神社
おおみわ

鎮座地 奈良県桜井市三輪
    JR桜井線三輪駅下車5分


御祭神 大物主神・大己貴神・少彦名神
大神神社 拝殿 官幣大社。ご祭神大物主神は『古事記』『日本書紀』によれば、神代の昔、少彦名命と協力してこの国土を拓き、農業・工業・商業すべての産業開発、方除、治病、禁厭(まじない)、造酒、製薬、交通、航海、縁結び等、世の中の幸福を増進することを計られた人間生活の守護神であり、世に大国主神の御名で広く知られ、詳しくは、倭大物主櫛みか(瓦+長)魂命(やまとのおおものぬしくしみかたまのみこと)と申し上げる。後にこの神は御自らの御思召しにより、その御魂(幸魂−さきみたま・奇魂−くしみたま)を三輪山に永くお留めになり、それ以来、今日まで三輪山全体を神体山として奉斎している。それ故、本殿を持たない、神代の信仰の形を今に伝える我国最古の神社である。
 拝殿は寛文四年(1664)徳川四大将軍家綱の造営にかかり、西向きに建ち、正面には唐破風造の大向拝がつき、江戸時代を代表する建物で、重要文化財。拝殿の奥正面三輪山との間には「三ツ鳥居」があり、明神型鳥居三つを一体に組み合わせた形式で、「三輪鳥居」とも称せられる。左右には長さ十六間の瑞垣が設けられている。(ともに重要文化財)

 大物主神の大物のモノは精霊をさす語で、もろもろの精霊の首領ということだろう。『日本書紀』では、国譲りのあと、八百万の神の首領として天孫に奉仕する神と記載され、大国主神の別名ともされているが、もともとは三輪山、すなわち御諸山の山にいた蛇体の神であったらしい。
 記紀によれば、大己貴神(大国主神の別名)の幸魂・奇魂であり、少彦名神が常世の郷へ渡ったあと、海原を照らして出現し、国造りを完成させて、大和の青垣の東、御諸山に奉られたという。そして、天孫降臨に先立って「宜しく八百万の神を領いて、ひたぶる皇孫のために護り奉れ」との高皇産霊尊の勅をうけ、神代よりの国家皇室鎮護の神とあがめられる。また、神武天皇皇后の媛蹈鞴五十鈴姫の親神であるともいう。『日本書紀』によると祟神天皇の七年、大物主神が倭迹迹日百襲姫命に神がかりし、また天皇の夢中に現れて告げたことにより、三輪君の祖となる大田田根子をしてこの神を祭らしめることとなった。
 また、同書には三輪の神が小蛇の姿となって倭迹迹日百襲姫命のもとに通ったという神婚伝承も載せている。国史にも奉幣・昇階などの記事は多くみえ、宮中の尊崇あつかったことがわかる。
『日本書紀』に、大物主神が、たびたび「蛇」に姿を変えて顕われたことが記されている。拝殿前の「巳の神杉」には、昔から白蛇が棲むといわれ、参拝者は巳(み)さんの好物の「卵」をお供えされている。[右の写真:境内にある巳の神杉]
 例祭は四月九日。参道の入り口には、昭和天皇ご親拝を記念して、高さ32.2mの大鳥居が昭和六十一年五月に建立された。
 三輪の地は、古代日本文科発祥の地であり、政治・経済・文化・の中心地でもあった。三輪山南麓を東西に流れる初瀬川の近くに、日本最古の市場である海柘榴市(つばいち)が八十のち またとして開け、山麓を南北に走る日本最古の道「山辺の道」と共に交通の要所となっていた。
 境内はとても広い。参道は山辺の道へと繋がる。
本社拝殿から活日神社、磐座神社を経て、狭井神社に続く。
その先を檜原神社方面へ。
大神神社の摂社、末社
摂社
狭井坐大神荒魂神社[さいにますおおみわのあらみたま] (三輪山内)
延喜式内社 檜原神社[ひばら]     (三輪山内)
高宮神社 [こうのみや]   (三輪山頂上)
磐座神社 [いわくら]    (三輪山内)
活日神社 [いくひ]     (三輪山内)
玉列神社 [たまつら]    桜井市大字慈恩寺 延喜式内社
神坐日向神社 [みわにますひむかい] 桜井市大字三輪字御子宮(境外) 延喜式内社
綱越神社[つなこし]    桜井市大字三輪字大鳥居 延喜式内社
神御前神社 [かみのごぜん] 桜井市大字茅原
大直禰子神社 [おおたたねこ] 境内字若宮
率川坐大神御子神社 [いさがわにいますおおみわのみこ] 奈良市本子守町 延喜式内社
率川阿波神社        (摂社率川神社境内) 延喜式内社
末社
御炊社 [みかしぎ]      (社務所西)
祓戸神社           (三輪山内)
神宝神社 [かむだから]    (三輪山内)
天皇社            (三輪山内)
貴船神社           (三輪山内)
八坂神社           (三輪山内)
事比良神社          (三輪山内)
金拆神社           (三輪山内)
天宮社            (三輪山内)
神室神社           (三輪山内)
大峰社            (三輪山内)
祓戸社            (摂社 玉列神社境内)
金山彦神社          (摂社 玉列神社境内)
猿田彦神社          (摂社 玉列神社境内)
愛宕社            (摂社 玉列神社境内)
富士・厳嶋両社       桜井市大字茅原堂ノ前 (境外)
大行事社 [だいぎょうじ]  三輪字平等寺 (境外)
春日社           三輪字平等寺 (境外 平等寺山)
久延彦社 [くえひこ]    三輪字若宮山 (境外 若宮山)
稲荷神社          三輪字馬場方 (元、大神神社神宮寺である浄願寺の鎮守祠)
春日・住吉両社       奈良市本子守町 (摂社 率川神社境内)
豊鍬入姫宮 [とよすきいりひめ] (三輪山内 摂社檜原神社境内)
【その他の社】
市杵島神社
  [HOME]  [TOP]