白蛇神社

御祭神 宇賀之御魂神
    弁財天

鎮座地 山口県岩国市今津町六丁目四番
     白蛇資料館敷地内



狛犬ならぬ狛蛇?米俵に乗っかっている。
 山口県岩国市に白蛇がいる。
天然記念物 「岩国のシロヘビ」なのだ。

 このシロヘビは、文化財として保存することを義務づけられており、また学術的価値の認識を高めるために諸施設が設置されて、公開されているのだ。錦帯橋のある吉香公園内に白蛇観覧室があり、また今津町の白蛇資料館には、白蛇神社がお祭りされている。

「白蛇神社」とは、御利益がありそうぢゃぁないか!ということで、早速行ってみることにした。
 シロヘビは、ルビーのような赤い目で、全身は白く(中には黄金っぽいのも)光沢があり、見るからに神秘的だ。怪しい。
 しかし、性質はおとなしく従順で人に危害を加えることはないそうだ。

 シロヘビの最初の記録として残っているものが、およそ250年前に書かれた「岩邑年代記」で、1738年6月千石原(現在の横山三丁目)に出現したと記されている。

日向ぼっこですろうか?

 約380年前、関ヶ原の戦いで岩国に移封された17代藩主吉川広家が錦見一帯で米作りに努めた頃、多くの米倉でネズミをエサにしていたアオダイショウが色素細胞のない変種で、それが遺伝し生まれてきたとされている。当時の人々はこの珍しいヘビを、有益で幸運を呼ぶ家の守り神として大切に保護したと考えられ、その数も増したといわれている。
 大正13年12月9日、錦川をはさんだ今津、麻里布、川下地区が国の天然記念物に指定され、昭和47年8月には、「岩国のシロヘビ」と指定替えされた。
【この項「岩国のシロヘビ」パンフより抜粋】

白蛇観覧所(吉香公園内)に展示されていた、白蛇神社の写真。説明書きによると、
「白蛇神社に於いて 雪解けの時に出来た
自然現象です。雪紐<ゆきひも>」だそうな。
 まさしく、シロヘビのやう…。



一見すると、供養塔だけに見える。

供養塔の中にお社が。
 資料館の敷地を奥に進むと、なにやら観音様とお地蔵様がお祀りされているコンクリート製の供養塔みたいな建物があった。お社はどこだろうと一旦は通り過ぎた。
 看板を見なかったわけではないが、やはりここなのか…。弁財天と矢印の書かれた階段を登ると、小さなお社がお祀りされていた。

蛇の「蛙股」です。

 御由緒によると、御祭神の弁財天は、印度から伝わった神で、人に福徳並に子孫を賦与する神と信ぜられ、四臂で琵琶を弾じ、頭に白蛇を巻き、白鳥に跨れるお姿から、白蛇が弁財天の使者として、昔から広く人々に崇拝されています。
 また宇賀之御魂神も弁財天と同じく佛説に因れる神名で、古来より稲を掌る神、福徳の神で、宇賀耶という語が梵語で白蛇を意味しているため、中世よりこの神様のお使いが白蛇であると信じられ、財宝の神として崇められてきました。

 錦川河口(今津川)沿岸の岩国吉川藩の米倉を、白蛇がお守りしたという伝説がある。
 御神徳は、福徳・金運・開運・厄除など。吉日、巳の日、たつ、みつ、なる、の日などに参詣すると、福徳が得られるそうです。

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