重蔵神社
しげぞう

鎮座地 石川県輪島市河井町
     
ご祭神 天冬衣命 大国主命
相殿 正哉吾勝々速天忍穂耳命 天菩昇能命
天津日子根命 活津日子根命
熊野久須毘命 多紀理比売命
市杵島比売命 田寸津島比売命

例祭日  八月二十三日・二十四日(松明行事・※きりこ行列供養
特殊神事 一月七日   成斎祭
     一月二十四日 祭始式 (鎮火行事をも行う)
     三月一日より三月七日まで 如月祭(お当祭)
     四月五日   神主舞 (童舞、たにぐく舞)
     四月六日   曳山祭

 鎮座地の輪島は、日本海に突出する能登半島の北岸、外浦のほぼ中央に位置し古くから奥能登の首邑として、また漆器の街として知られている神社は、その輪島の東部、海近き神地に鎮座し、河井町二千戸あまりの産土神と仰がれるばかりでなく、鳳至一郡の総社として重きをなしている。
 社伝によれば、遠く崇神天皇の御代の鎮座とされ、「延喜式」の神名帳に載せられる鳳至比古神社、あるいは辺津比咩(へつひめ)神社にもあてられてきた。
もと、重蔵権現・十蔵大権現・重蔵宮とも称せられ、神仏習合した堂塔伽藍が建ち並び、多くの社人(現在、神人と称し五十余戸あり)社僧・衆徒の奉仕するところであった。したがって古来、領主・藩主をはじめ衆庶の尊崇ただならず、中世には地頭の長谷部氏をはじめ、温井氏(畠山氏家臣)等が社殿を造営し、とくに本殿は明治三十九年特別保護建造物に指定せられたほどであった。三間社流造、屋根柿葺で南面していたが、明治四十三年炎上、その後、旧に基づいて再建されたのが現在の本殿である。
境内の摂社、末社  

天満宮(菅原社)

白山社


子安社


琴比羅社

稲荷社
境内摂末社 六社
掲載社以外に「秋葉社」が鎮座する。

境内面積 三千二百坪
    (6,920平方メートル)

宝物に菩薩面(重要文化財)、醍醐帝奉納神鏡、信連奉納銅瓶、藩候奉納親筆、泰澄大師所持錫杖など。



 ※キリコ(切籠)の歴史と役割

 大昔から、祭りを通して神の御心に触れ合う喜びが能登の人々の生活のささえとなってきました。神様へたてまつる数々の海山の幸よりも先ず灯火(ともしび)を献じました。
 夏祭りとなりますと 灯火即ち切籠(キリコ)を先頭にして神輿(みこし)を無事、お旅所(たびしょ)までお護りする役目をもち、お着きになればキリコは お旅所前で拝礼してキリコ囃子も帰途につきます。

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