大神神社の摂社、末社
綱越神社
つなこし

(御祓神社 おんぱらさん)

鎮座地 奈良県桜井市三輪字大鳥居1168

御祭神 祓戸大神

● 綱かけ神事
 摂社。大神神社の馬場先、一の鳥居にすすむ正参道入口に位置する綱越神社は、祓戸の大神をまつる由緒深い社で、その名は古く延喜式神名帳に見え、すでに貞観元年(859)正月神位を贈られている。
鎮座地は三輪川(初瀬川)に近く、いわば大三輪の祓殿というべき千古の神域で樹齢幾百年ともしれないセンダンの巨樹二株があり、こんもりと清い森を成している。もと夏越ノ社ともとなえ、旧六月晦日の大祓、すなわち夏越祓が厳粛に行われる古社として広く世に知られる。
社名、綱越はこの夏越から転訛したとも考えられるが、またこの祓にちなんで“御祓神社”(おんぱらさん)ともよばれている。
 本社、大神神社のもっとも重い「卯ノ日神事」である、大神祭の奉仕に先立ってその前日、神主以下奉仕員が必ず当綱越神社にいき、三輪川での「垢離取り」のうえ、当神社において祓の儀があって、はじめて本社の神事にたずさわることができた。また、御祓祭には牽馬の古式があり、大祓詞奏上中は御祓所の周囲を引き廻している。その駒繋松があり、地番名にもなっている。
 七月三十一日が宵宮祭、三十一日が例祭である、御祓祭(おんぱらまつり)。
祓戸神社
はらえど

鎮座地 奈良県桜井市三輪字御手洗川

御祭神 瀬織津姫命 速秋津姫命
    気吹戸主命 速佐須良姫命
 末社。表参道の御手洗橋を渡ったところ、参道北側に南面して鎮座。
玉垣内に本殿(春日造、銅板葺)。例祭は六月三十日と十二月三十一日。祓戸社の東側に夫婦岩(二個の磐座)が玉垣内に祭られている。『三輪神社独案内』に「大和国に年久しき夫婦のもの有と云古跡なり」とあるもの。
● 夫婦岩
縁結びの夫婦岩
 昔、大和にそろって長命を保った夫婦が居た古跡が この二つの岩であると伝えられています。古来こゝに祈れば必ず夫婦円満子宝に恵まれると云い又の名を聖天岩(しょうてん)・影向岩(えいこう)とも称せられて居ります。 〜境内の立て札より〜
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